学生ローンの返済で、よくやりがちな誤りとは?
学生ローンで借りたは良いけれど、借りたからには返さなければいけません。
しかし、ただ返せば良いというものではなく、いろいろとルールというか注意しなければいけない点がいくつかありますので、いくつか紹介したいと思います。
1.振り込みで返済の場合、振込依頼人がわかるようにする。
これは僕自身がやってしまい、一時「あわや」という事態に陥るところだった経験を踏まえてお話しします。
僕の名前は物凄くありふれた名前で、病院なんかで名前を呼ばれた時に、他にも別の人が返事してしまう位平凡な名前です。
(ネットという性質上、本名は出せませんが)
このことを全く自覚しておらず、学生ローンへの返済を振り込みでやってわけですが、名前だけで数か月送金をしていました。
そんなある日、学生ローンから督促状が届いており、これにはさすがにビックリ!!
学生ローンで借りた事がどことなく気になっていたのか、いつしかポストを確認する習慣がついてしまいました。
これが結果的に未然に親バレを防いだのですが、毎月支払っているのに何で督促状が来るんだ!?
当然、すぐに電話して事情を聞いたところ、すぐに納得できる回答が返ってきました。
その回答とは、「同姓同名が他にもいて、判別ができなかった」というものです。
後で聞いてわかったのですが、振り込みの際は名前の後ろに会員番号を付けるようにとのことでした。
「そんな話は聞いていない!」と穏やかに反論すると、最初の申し込みの段階で口頭による説明、さらに、最初に発送した封筒の中にも、それを説明する説明書が同封してあったとのこと。
慌ててその説明書を確かめると、確かにそのことが記述されていました。
とりあえず、今までの送金分はどうなってしまうんだ!?
そんな質問をしたところ、「これから調査します」という事で、いろいろと質問されるハメに。
1.当時の振り込みの控えは持っているか?
2.どこの銀行から、どこの銀行に振り込んだか?
3.いつごろ、いくらくらい振り込んだか?
他にも聞かれたような気もしますが、覚えているのは上のような感じです。
まず、「1」の振り込みの控えは持っていません。
「2」と「3」はいつも給料日後に決まった銀行から振り込んでいたので、的確に答えることができました。
しばらくして、「2」と「3」があっているので、当時の日付で入金処理をしてくれるとのこと。
ここで得た教訓として、振り込みの控えは捨てずに持っていることと、名前の後に会員番号を付けて振り込みをするということ。
今回は送金日と取り扱い銀行などきちんと言えたから助かりましたが、こういう時の為に振り込みの控えはとっておくべきだとつくづく思いました。
何かあった時に、自分はちゃんと振り込んだという証明ができますので、必ず保管しておくものですね。
それともう一つ、学生ローンは会社によって返済方法が違います。
1ヶ月に一度、利息以上であれば自分で返済額が決められる「元金自由返済」と、借りた金額によって月々最低返済額が決定する「借り入れ残高スライドリボルビング方式」があります。
会社によって違いますので、必ず契約前に確認するようにしましょう。